わたしはレンタルガレージというフランチャイズの本部を主宰していました。
わたしは現在、タバコを吸うのを休んでいます。
おかしな表現かもしれませんが、でも「やめました」といえないのです。
それにはこんな話がありました。
フランチャイズの本部を主宰し加盟店を募集すると、沖縄・東京・群馬から3名の応募がありました。あるとき3人から同時にこういわれました。
「健康のために煙草をやめてください!」
理由を訊くと納得です。
「大金を出して加盟店になり、これから指導してもらおう思っている人に死なれては困る」というのです。
それまで何度も禁煙に失敗したわたしですが、フランチャイズの本部主宰者としての責務から、煙草を吸うのを休むことにしたのです。
わたしは自分の意志で煙草を吸わないのではなく、わたしを必要とする人たちが「健康のために煙草を吸わないでほしい」といっているから吸わないのです。
理由が明確です。
つまり、大好きな煙草を吸うことを休むことが、わたしのお客様に対する覚悟です。
だれもわたしを必要としなくなったとき、わたしは大好きな煙草をまた吸うでしょう。
レンタルガレージを利用するお客様の中に、医師を目指す医大生がいました。
「どうして医師になりたいの?」と訊くと…
「ぼくは、10万人に1人の病気にかかっています。治療方法も薬もないんです。ぼくは、自分の病気を自分で治すために医師になりたいんです!そうして、ぼくと同じ病気で苦しんでいる人を救いたいんです!」
これが究極の覚悟です。
「わたしのためにそこまで本気なんですね」といわれる覚悟を持とう!